「Birthday」の歌詞から学ぶ

「Birthday」の歌詞から学ぶ 歌詞解釈

Mr.Children「Birthday」の歌詞の意味と解釈を書いて行きます。

歌詞全体の解釈

まずはこの曲の歌詞全体の解釈から。

歌詞全文はこちらを参照(J-Lyric.net様)

バースデー バースデイ ばーすでー

「birthday」という言葉には「生まれ変わる瞬間」という意味が持たされているように感じます。

生きていると、つい過去や未来に意識が向きがちになります。だけど、今という瞬間をもっと大事に突き詰めて生きていくことが大切だと訴えてくる歌詞です。

私もあなたも、誰もがみんな、自分の気持ち次第で今この瞬間に生まれ変われる。

これがこの歌詞がメインメッセージではないでしょうか。

「シャボン玉」「炎」という彩りが目に浮かぶような言葉。そして「噛みつきゃいい」「ひとっ飛び」という疾走感、爽快感あふれる言葉。これらの言葉が世界観をぐっと深めています。

 

 

歌詞の深読み

ここからは歌詞を抜粋し、独自解釈の深読みをしていきます。

 

しばらくして 気付いたんだ 本物だって
熱くなって 冷やかして とっちらかって
シャボン玉が食らったように はじけて消えんじゃない?
そう思って加速度を 緩めてきた
<出典>Birthday/Mr.Children 作詞:桜井和寿

これは何のことを言っているのか?

僕は、自分のなかに芽生えたある気持ちだと解釈します。例えばやりたいこと、好きな人への想い、将来の夢。これらの気持ちのことです。

そんな気持ちが、あるとき本物なんだと気づいた。

でもまだ、その気持ちは熱くなったり冷めたりを繰り返すし、ちらかっていてまとまっていない状態。そしてシャボン玉が割れるように、いつの瞬間か消えてしまうかもしれない。

そんなことを思うと、スピードを緩めて探りさぐり進んでいた。こういう心境のことを指しているのではないかと思います。

 

君にだって 2つのちっちゃい牙があって
1つは過去 1つは未来に
噛みつきゃいい
歴史なんかを学ぶより解き明かさなくちゃな
逃げも隠れも 出来ぬ今を

<出典>Birthday/Mr.Children 作詞:桜井和寿

生きていると、どうしても過去や未来のことが気になります。それは見えないからです。

そうしていつも不安だったり、自分の歩みが正しいのか自信が持てなくなってしまう。これ、僕もすごく共感できます。

では、逆に見えるものとは何か。それが“今”なんですよね。

過去を掘り返すより、未来を不安がるより、今をどう生きるかを突き詰めて考えて、解き明かさなきゃいけない!

胸にグサッと牙が食い込んだような衝撃を受けたフレーズでした。

 

 

It’s my birthday
消えない小さな炎を
ひとつひとつ増やしながら
心の火をそっと震わせて
何度だって 僕を繰り返すよ
そう いつだって It’s my birthday
<出典>Birthday/Mr.Children 作詞:桜井和寿

サビの歌詞です。

「birthday」と「炎」というワードは、バースデーケーキとロウソクの火を連想させます。

「消えない小さな炎」というのは、冒頭に書いた「本物だ」と自分で気づいた気持ちのこと。これをひとつひとつ増やして、「本物だ」という根拠をより強めて確信にしたい。そんな思いが描かれています。

そうして確信することができたら、いつだって自分の気持ちはその瞬間に誕生することができる。だからもっと今の自分の気持ちに向き合え!

そんな強いメッセージが伝わってきます。

 

「否定しか出来ないなんて子供だしね」って
期待された答えを吐き散らかして
無意識が悟った通り 僕は僕でしかない
いくつになっても 変われなくて
<出典>Birthday/Mr.Children 作詞:桜井和寿

これも個人的にすごく共感度が深いフレーズです。

否定しかできないのは子どもっぽいから、つい周りに流されて「イエス」と言ってしまう。そうしていくつになっても僕は変われない。よっぽど子どもように自分の意見で「ノー」と言えた方が大人なんじゃないか?

そんなふうにこの歌詞を読んでひとり反省してこれを書いています。

 

 

It’s my birthday
飲み込んだ幾つもの怒りを
ひとつひとつ吹き消しながら
風に乗って希望へひとっ飛び
やがて素敵な思い出に変わるよ
そう いつだって It’s my birthday
<出典>Birthday/Mr.Children 作詞:桜井和寿

「怒り」とは、そんなふがいない自分への怒りです。

それをひとつひとつ自分で吹き消して、さらにその風に乗って希望の姿まで一気に飛んでいってしまおう。

後から見たらそんなふうに悩んでたことも、素敵な思い出に変わるから。

ここでもバースデーケーキの火を吹き消すという描写になぞらえられているのが秀逸です。

 

It’s your birthday
毎日が誰かのbirthday
ひとりひとり その命を
讃えながら今日を祝いたい
そして君と 一緒に歌おう
<出典>Birthday/Mr.Children 作詞:桜井和寿

ここでは 「your birthday」に歌詞が変わっています。

これまでの歌詞は“自分”という一人のことについて書かれていましたが、このフレーズでは「それはあなたにも、他の誰にでも当てはまること」ということを伝えています。

お互いの今や気持ちを大事にして、そのことを一緒に祝いたい。そんなメッセージが書かれています。

 

歌詞の意味から学べること

“今”を大事にして生きれば、今この瞬間に生まれ変わることができる。

大事なのはどんどん過ぎて行ってしまう“今”なんだというのが、この歌詞で学んだことです。

どんどん過ぎて行ってしまう一方で、“今”はどんどん新しくやってくるんですよね。

だからこそ、どんどんやってくる“今”にフォーカスして生きれば、何度でも新しい自分が誕生するし、出会うことができる。

そんな瞬間瞬間の自分を楽しみに生きることを意識すれば、人生はもっと濃く、明るいものになるのではないでしょうか。

 

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