「スロースターター」の歌詞から学ぶ

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「スロースターター」の歌詞から学ぶ歌詞解釈

Mr.Children「スロースターター」の歌詞の意味と解釈を書いて行きます。

歌詞全体の解釈

まずはこの曲の歌詞全体の解釈から。

歌詞全文はこちらを参照(J-Lyric.net様)

 

周りの声や失敗したことを考えて身動きが取れなくなること。これは社会に出てしばらくすれば恐らく誰でも経験すること。その結果スタートに出遅れてしまうという歯がゆい思いは、なんとも後悔してしまいます。

この歌詞の主人公も、そうしてスタートに出遅れてしまった様子。しかし、自分の夢を諦めず、さまざまな不安を断ち切って前に進もうとする姿勢を持っています。

不利な状況にあっても、結局はハート次第。夢や目標が本気なら、周りの連中など気にせず突き進まないと…!そんな熱い気持ちにさせてくれます。
 


 

歌詞の深読み

ここからは歌詞を抜粋し、独自解釈の深読みをしていきます。

 

耳を澄ましたら 微かに聞こえるよ
ここまでおいでと 意地悪な声がする
<出典>スロースターター/Mr.Children 作詞:桜井和寿

例えば夜中、静かに休んでいるとき。急な焦りを覚えることってありませんか。

なんだか同じレベルにいたはず仲間がどんどん先に進んでいるような感覚に襲われるたり、同じ年代なのに自分とは比べものにならないくらい上のステージにいる人のことを思い出したり。

自分てとても遅れているんだな…。30代になり、そんな劣等感に似た感覚を僕も持つことが多々あります。

 

出発の鐘はなった
スロースタータ- 今 発車
<出典>スロースターター/Mr.Children 作詞:桜井和寿

この出発の鐘は、自分のなかでの出発の鐘のことです。まわりはとっくにスタートしてしまっているけど…。という状況ですね。

そんな周りの状況を見て、何度かスタートするかどうか悩んだこともあるのでしょう。

それでも、やっぱり行かなくてはならない。スロースターターだが今から行ってやる!そんな主人公の決心が伝わってきます。
 


 

ここを逃げ出して 田舎に帰れば
これ以上嫌な事 知らずに済みそう
<出典>スロースターター/Mr.Children 作詞:桜井和寿

いざスタートしたものの、挫折を経験することは付きものです。夢や目標が遠く大きいものであればあるほど、道のりも遠くなり、挫折を経験します。

そうしたときに頭をよぎるのが、「逃げ出してしまおうかな」という思い。

逃げ出してしまえば、誰かと比べて自分が劣っていることを見せつけられたり、できると思っていたことが全然できなかったり。そんな嫌な想いともおさらばできます。

夢を目指すというのは、こんな自分の気持ちとの闘いの連続です。

 

惨めそうに見えても 同情なんていらない
尻尾を振り振りして 隙を見て奪い取る
<出典>スロースターター/Mr.Children 作詞:桜井和寿

ここの歌詞、とってもいいですよね。

卑怯とか正攻法じゃないとか、そんなこと知ったこっちゃない。なんとしても手に入れたいものがあれば、こういう強かな姿勢は絶対に必要です。

好きな女の子と付き合いたければ、いろんな打算も立てて今カレから奪い取る気概も必要でしょ?

でもそれは、心の根底に純粋な想いがあることの表れです。別に恥じたり自己嫌悪する必要ないんです。

 

学びの一言

出遅れて不利な立場になったからこそ、得られるものもある。

不利な立場から巻き返そうとするには、相応のパワーがいります。そのパワーの源は覚悟です。

出だし良くスタートしている人も覚悟は持っていると思います。ですが、泥臭いような覚悟というのは、後発組だからこそ得られるものではないでしょうか。

恥じるのは出遅れてしまったことではなく、そのまま腐って走り出さないことです。そして「やっぱり欲しかったな」と後で嘆くことです。

この歌詞解釈を書いていて、僕もなんだか迷いが断ち切れた感覚です。

 

▼「重力と呼吸」までの“全曲”詩集。冒頭の桜井さんの作詞に対する熱い想いが超貴重です。

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