「また会えるかな」の歌詞から学ぶ

「また会えるかな」の歌詞から学ぶ 歌詞解釈

Mr.Children「また会えるかな」の歌詞の意味と解釈を書いて行きます。

歌詞全体の解釈

まずはこの曲の歌詞全体の解釈から。

歌詞全文はこちらを参照(J-Lyric.net様)

 

聞く人によって想像するシチュエーションが異なりそうな歌詞です。

個人的には、片想いする女性に向けての男の内心や妄想が描かれた歌詞だと解釈しています。また、この片想い相手の女性には、特定の恋人がいるのだろうとイメージしています。

浮気や不倫の相手への想いをつづった歌詞ではないかとも取れますが、その割には歌詞に描かれる主人公の男の気持ちがピュア過ぎる気がします。それに、「また会えるかな」という問いかけが可愛いすぎるかなとも感じるからです。

歌詞の深読み

ここからは歌詞を抜粋し、独自解釈の深読みをしていきます。

 

僕の大胆不敵な 恋愛観は
君にとってもきっと プラスになんだ
お互いあれこれ事情があるんだもん
そりゃつべこべゆう奴だっていると思うけど
<出典>また会えるかな/Mr.Children 作詞:桜井和寿

この歌詞を読むと、不倫や浮気の関係なのかと疑ってしまいます。

「大胆不敵な恋愛観」「お互いに事情がある」「つべこべゆう奴もいるだろう」…はい、とっても不倫っぽい。

でも、最初に書いたように、僕は純粋な片想いの相手への気持ちだと解釈しています。

こう解釈するとどうでしょう。

一番気になるのは、「お互いに事情がある」というこの言葉です。彼女の事情は、すでに特定の恋人がいること。主人公の事情が、その恋人が自分もよく知っている人物であるということ。

このように読むと、主人公が片想いを叶えた暁には、「つべこべゆう奴もいるだろう」と予想されます。

あえて不倫や浮気ではなく、ピュアな片想いと解釈するかは、以降の歌詞が根拠です。

 

また会えたなら 次会う時は
愛聴盤や愛読書なんか持参で
ほんの一杯の つもりで飲んで
青春時代みたいにして 夢並べて 夢並べて
<出典>また会えるかな/Mr.Children 作詞:桜井和寿

この歌詞がとってもピュアな妄想だから、というのがその理由です。

不倫や浮気をしてやろうと企む男にしては、互いのお気に入りの曲や本を持ち寄って、趣味の話をしようなんて、やっぱりピュア過ぎます。

「青春時代みたいに」「夢並べて」という言葉が出てくるのも、まだ社会人になって数年ほどの、20代半ばくらいまでの男女だからではないかと考える次第です。

 

曖昧模糊とした表現なんて 金輪際とっぱらって
君と二人 愛を語り めくるめくの世界へ
<出典>また会えるかな/Mr.Children 作詞:桜井和寿

好きなのかどうなのか、本気なのか本気じゃないのか、そんなどっちか分からない表現の仕方ではなく、はっきりと自分の想いを互いに交換し合いたいという主人公の気持ちが読み取れます。

自分だけでなく、相手にもそれを求めているのはちょっと高望み過ぎるような気がしますが、この辺は男のもうそうなのでご愛嬌なのかな…と感じるところ。

「めくるめくの世界」という言葉からも、やはりピュアさの断片を感じます。

いつも優柔不断じゃまずいだろう
“やる時はやる”ってな奴になってやろうじゃない
<出典>また会えるかな/Mr.Children 作詞:桜井和寿

主人公は、まだこれまでに想いを彼女に伝えたことはないのでしょう。

気持ちはわかります。相手に恋人がいれば、そう簡単に想いを打ち明けるなんていうのはなかなかできません。

でも、いつまでもこのまま優柔不断じゃいけないと焦る気持ちもある。この気持ちもとてもよくわかります。

恐らく、彼女との関係は悪くはまったくなくて、むしろ主人公になびいて来そうな雰囲気もあるのだと思います。この絶妙な関係性のなかで、主人公は想いをビシッと伝え、彼女の気持ちを自分に引き寄せたいと考えているのでしょう。

 

また会えたなら 次会う時は
君が悩み持ってたりすりゃいいな
守りたくとも 君が助けを
必要としてないんじゃまるで意味ないから
<出典>また会えるかな/Mr.Children 作詞:桜井和寿

それでも、想いを打ち明けるタイミングはうかがっていきたいようで。

悩みを抱えているときに手を差し伸べることができたら、そのときがチャンスだと思っているのです。

むしろ、悩みを持っていないとなれば、恋人ともうまくいっているということにもなり、主人公の出る幕はありません。

 

また会えるよね また会えるよね
社交辞令であっても 真に受けたいな 真に受けたいな
<出典>また会えるかな/Mr.Children 作詞:桜井和寿

最後の歌詞です。

いろいろと自分に発破をかける主人公ですが、心の底の不安は拭い切れない様子です。

「また会えるよね」というお互いのやり取りも、社交辞令かもしれないという不安がつきまとう…。そんな切ない間柄での片想い。

不安の後に意気込み、また不安に駆られる。ネガティブとポジティブが短期間で入れ替わる、あの片想いの独特の心境が再現された歌詞だと思います。

 

学びの一言

例え社交辞令でも全部真に受けて、好きな相手に向かって全力で進むのが一番いい。

これは歌詞からそのまま学んだことではなく、歌詞に触発されて自分の実体験を思い出してしまっての言葉なのですが、結局、プラスに捉えることができることは全部プラスに捉えて突き進んでいけばいいのだと思います。

片想いに限らず、恋というのは、楽しい瞬間、不安な瞬間、前向きになる瞬間、切ない瞬間。いろんな瞬間が次々に入れ替わるのを全身で感じる経験です。

そのなかで、さまざまな体験ができます。不安ばかりに駆られ、ネガティブになってしまうのでは、せっかくの“恋”が後ろ向きなままで立ち消えていってしまいます。

ポジティブに突き進んだ結果、恋が叶わないということも、それはあります。でも、ポジティブに全力を出したことは自分でも認められるはず。その経験と学びを手に、一回り大きな人間になって行くことが大事なのかなと、いい大人になって感じます。

B-SIDE の曲一覧
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