「花言葉」の歌詞から学ぶ

「花言葉」の歌詞から学ぶ 歌詞解釈

Mr.Children「花言葉」の歌詞の意味と解釈を書いて行きます。

歌詞全体の解釈

まずはこの曲の歌詞全体の解釈から。

歌詞全文はこちらを参照(J-Lyric.net様)

 

歌詞から読み取れる物語は、失恋ということで間違いありません。しかし、この曲の歌詞解釈は、コスモスの花言葉を調べることなしに書けません。

調べてみると、「調和」「優美」「乙女の愛情」そして「恋の終わり」。コスモスという1つの花でも、たくさんの花言葉があるということがわかります。

この歌詞では「コスモスの花言葉」という言葉が2回出てきます。しかし、この2回はそれぞれ違う意味を示しているように思えるのです。

コスモスの花言葉に注目しながら、歌詞の深読みをしていきましょう。

 

 

歌詞の深読み

ここからは歌詞を抜粋し、独自解釈の深読みをしていきます。

 

コスモスの花言葉に揺れながら
<出典>花言葉/Mr.Children 作詞:桜井和寿

歌い出しの歌詞が「コスモスの花言葉」というフレーズです。

この「コスモスの花言葉」というのはどういう意味なのか。リスナーは疑問を抱きながら曲を聞いていくことになります。

ただ、最初に僕の解釈を書いておきますと、この「コスモスの花言葉」では「恋の終わり」の花言葉を当てはめるのだろうと思います。

あとの歌詞で主人公は失恋してしまったことが読み取れるのがその理由です。

 

あの日見せた 僕の知らなかった顔
哀れみと背伸びで告げられた別れ
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に君は去った
<出典>花言葉/Mr.Children 作詞:桜井和寿

主人公が失恋してしまったことがわかる部分です。しかも、なかなか酷な別れだったのではないかと僕は読み取っています。

「僕の知らなかった顔」というところから、彼女が主人公以外の男に心変わりをしたというのが別れの理由なのだと想像できます。

また、「哀れみと背伸びで告げられた別れ」とは、別れ際に彼女は主人公にキスをしたことを示しています。恐らく、主人公のことを嫌いになったわけではないので、「悪いことしちゃったな」という哀れみと、これまでの感謝と謝罪を込めてのキスではないかと思います。

もちろん僕の解釈ですが、絶対キスして別れたんですよ。「背伸び」の一言がキスのことだと示しています。

別れ際にキスをする…僕としてはロマンチックな別れ方なんては思えません。むしろ、彼女はなかなかエグいことをしたなと感じます。主人公の心のダメージがどれだけ大きかったか…。彼女にはその想像力も必要だった気がします。

 

 

種を撒き散らかして 摘むことはできず
頭からつま先まで 後悔しどおし
<出典>花言葉/Mr.Children 作詞:桜井和寿

ここで言う“種”とは、「これからは彼女といっしょにいられる」という主人公の期待のこと。

撒き散らかしたという表現から、その期待でいっぱいだった主人公の気持ちを察することができます。

しかし、その花や実を摘む前に別れてしまったことを後悔している様子が花に喩えられて描かれています。

 

君がくれた 僕に足りなかったものを
集めて並べて 忘れぬよう願う
君の全て 僕に見せて欲しかったのに
コスモスの花言葉は咲かなかった
<出典>花言葉/Mr.Children 作詞:桜井和寿

主人公は彼女と付き合っていた期間やそこで得たものを大事にしているのですね。

恋人同士として付き合うというのは、自分とは違う人物ととても密接にかかわることです。自分になかった価値観や欠けていた部分を相手に補ってもらうことになることも多いですよね。

そして、ここに2回目の「コスモスの花言葉」が出てきます。ここで当てはめる花言葉は「乙女の愛情」が僕の調べたなかではもっとも当てはまるかなと考えます。

主人公は、自分ばかりが彼女に恋をしてしまっていて、彼女の「乙女の愛情」を引き出すことが出来なかったと感じているのです。

 

学びの一言

同じ花であってもいろんな花言葉がある。それをどのように捉えるかは自分次第。

これは花と花言葉だけに限った話ではありません。例えば、この歌詞の主人公と彼女がしていた恋もそう。

楽しかったことや幸せを感じたこともあったでしょうが、一方で今回の別れのことを筆頭に辛いこと、悩んだこともあったでしょう。

この恋をどんな言葉で評価するか。捉えるか。それは主人公次第だし、彼女次第です。

どんなふうに捉えるかはもちろん自由です。しかし、自分のした経験をどう捉えるかは、今後の人生に深くかかわってきます。

主人公がこの恋をポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかは、次の恋に確実に影響を与えますよね。

1つの花にいくつもの花言葉があり、なかには相反する意味のものも存在するのは、どの花言葉を当てはめるかは当人次第だという前提があってのことではないかと思ったりする今日この頃です。

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