「End of the day」の歌詞から学ぶ

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「End of the day」の歌詞から学ぶ歌詞解釈

Mr.Children「End of the day」の歌詞の意味と解釈を書いて行きます。

歌詞全体の解釈

まずはこの曲の歌詞全体の解釈から。

歌詞全文はこちらを参照(J-Lyric.net様)

エンドオブザデイ えんどおぶざでい

タイトルを直訳すると「その日が終わる」でいいのだと思います。

歌詞を全体的に見ると、主人公は何らかの目標を持っていて、でもそこになかなか近づけないでいる姿が浮かんできます。

また今日が終わる…。なのに全然先に進んでない。こんな気持ちは誰にだって経験があるでしょう。

あるときは自分のダメさを恨み、あるときは「いや、そんなことはない!」とあと一歩のところまで来ていると自分に言い聞かせたり、まさしく自分の理想と現実にもがいています。

しかし、歌詞の最後では、そんな風にもがき苦しむ日もまた“終わる”んだ。ということが書かれていて、僕たちに希望を見せてくれます。

タイトルの「End of the day」という言葉が一貫して存在感を示す歌詞になっていますね。

 

 

歌詞の深読み

ここからは歌詞を抜粋し、独自解釈の深読みをしていきます。

 

いつか いつの日か そう言ってやり過ごして
気が付きゃロスタイム で、慌てるから乞食は貰い損ねる
甘えて過ごした 子供の頃と根底は同じ
今日も一からの いやマイナスからのスタートを切る
<出典>End of the day/Mr.Children 作詞:桜井和寿

胸の中にある目標、それを達成するためには具体的な行動が必要。そんなことはわかっている。

でもなかなかその行動に移せずに「いつかやるんだ」が自分に向けた言い訳になってしまっている。似たような経験は多くの人にあるのではないでしょうか。

でも、スタートが遅れてしまった分は明らかにマイナスになってしまいます。この主人公もそのことを痛感していて、「子供のころから成長してないな」なんて感じてしまっています。

 

End of the day 少しも前に進んでない
End of the day また同じミス
<出典>End of the day/Mr.Children 作詞:桜井和寿

この歌詞を見ると、スタートが遅れたことを悔やんでいることもわかりますが、それでも主人公は現在ではちゃんと行動に移していることもわかります。

それでも目標に近づいている手応えはうまく感じられていないようです。こんなときはものすごくもどかしいですよね。僕も個人的にとても共感できてしまう部分です。

 

Oh No! Oh Yes! あと一歩のとこまで きっと来てる
そうやって言い聞かせて もっと もっと
輝ける日は来る きっと来る
もう少し そう信じて
<出典>End of the day/Mr.Children 作詞:桜井和寿

サビの部分です。この歌詞の主人公のすごいところはココです。

自分に言い聞かせることで目標を諦めてしまわずになんとか前進しようというモチベーションがあるのです。

これができる人ってかなり強いです。挫折しそうになったときに自分にかけてあげられる言葉を持っているというのは、大きな強みです。

これができるようになるには、いろんな成功者の事例に触れていること、本や音楽で自分を励ますために使えるフレーズをたくさん知っていることです。

そういった点では、この「End of the day」の歌詞は間違いなく自分を励ますのに使えるフレーズ満載です。行き詰ったとき、僕もこの曲のこのフレーズに励まされています。

 

 

競争しながら 人は切磋琢磨していくんですか?
その理想論が また人の上に人をつくる
なんてデカイ話にすり替えて 何かを否定しなくちゃ
もう可哀想なくらいに 自分がちっちゃく思える
<出典>End of the day/Mr.Children 作詞:桜井和寿

日本は資本主義の競争社会。競争して切磋琢磨していけることも事実ですが、一方でそれが疲れてしまうのも事実ですよね。

競争して順序をつけることが人の上に人をつくることになると主人公も揶揄しています。

・・・でもそれは論点を大きな話にすり替えて、自分よりもっと大きなものを否定しないとやってられなくなってしまうというのが本音だ。と同時に白状しています。

なかなか本当に自分のことをよく見えている主人公です。ちょっと卑屈なところも感じますが(笑)

 

Oh No! Oh Yes! 本当はもう摑んでて 届いてて
気付いてないだけ もっと もっと
羽ばたける日は来る きっと来る
とりあえずそう信じて あと少し そう信じて
<出典>End of the day/Mr.Children 作詞:桜井和寿

このフレーズもいいですね。「本当はもう摑んでる」というポジティブな思考はとても大事だと思います。

そしてこれは多くの場合事実だったりします。目標に向けて行動を始めた時点で何かを得ているのはまず間違いないからです。最終目標まで辿りつかなくても、その途中でいろんな経験をし、必ず何かを身に着けているはずだからです。

「とりあえずそう信じて」これが結構お気に入りのフレーズです。とりあえず前向きなことを信じておいて自分を騙して、前に進むように仕向ける。こんな考え方ではないかと思うのです。

 

無くしたものと手にしたものを秤にかければ
きっと圧倒的に前者に傾くと知ってる
でも明日は来るさ 寒い夜にだって終わりは来るさ
太陽は昇り
どんな人の上にもまた新しい 暖かな光
<出典>End of the day/Mr.Children 作詞:桜井和寿

これもとっても共感できるフレーズですね。逃した魚は大きいという言葉もあります。

でもきっと、それは大きく見える“だけ”で、「隣の芝生は青く見える」ということなのだと思います。他の人から見たら、自分が手にしているものはきっと大きく見えています。

そして最後の部分です。太陽はどんな人の上にも昇る。本当にその通りです。

明日というチャンスがまたやってくるのはすべての人に共通です。大事なのは明日のことを“チャンス”と捉えることです。

チャンスと捉えられる人にだけ、明日という時間はチャンスになり得るのだと思います。

 

学びの一言

自分がダメに思える日が続いても自分を励ます言葉を用意しておくこと。

先にも書きましたが、自分を励ますことができる人は本当に強いと思います。諦めたらすべては終わります。反対に、諦めなければチャンスは消えません。

励ますためには自分に言い聞かせる言葉を知っていることが大事です。本や映画、ドラマでもアニメでもマンガでも全然いいです。心が折れそうになったときのために「これ覚えとこう」と思えるフレーズをいくつか用意しておくといいです。

ちなみに僕は、メジャーリーガーのイチローの「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」という言葉が真っ先に出てきます。

ミスチルの歌詞じゃないんかい!と思われるかもしれませんが、あえてここで忖度しないのがリアルでしょ?(笑) 桜井さんもイチローの哲学は大好きと言っていましたし。

まだそういう言葉を持ってないなぁという方は、この「End of the day」をはじめとして、ぜひこのサイトで探してみてください。

 

▼「重力と呼吸」までの“全曲”詩集。冒頭の桜井さんの作詞に対する熱い想いが超貴重です。

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