「Prelude」の歌詞から学ぶ

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「Prelude」の歌詞から学ぶ歌詞解釈

Mr.Children「Prelude」の歌詞の意味と解釈を書いて行きます。

歌詞全体の解釈

まずはこの曲の歌詞全体の解釈から。

歌詞全文はこちらを参照(J-Lyric.net様)

 

この曲を聞くと、夜が明けて朝日が昇る景色と、暗い夜の世界から明るい場所へと走る列車の映像が頭に浮かんできます。

悩んだり後悔した過去は誰にでもあるでしょう。でも、明日は素晴らしい日だし、希望に満ちている。過去のことは一旦棚に置いておいて、前に進もう。そんなエールを送ってもらえる歌詞です。

「Prelude」とは歌詞にも出ていますが「前奏曲」という意味。希望通りの未来に到達した姿を本編の演奏とするならば、過去を越えて明日へと走り出す今この瞬間は前奏曲。これから素晴らしい人生という大演奏がはじまる…!

そんな意味づけをされた一曲です。背中を押されます。

歌詞の深読み

ここからは歌詞を抜粋し、独自解釈の深読みをしていきます。

 

胸の高鳴りにその身をゆだねよう
燻りをわだかまりを捨てに行こう
深く考えないことが切符代わりだ
<出典>Prelude/Mr.Children 作詞:桜井和寿

この歌詞、とても素敵ですよね。

“希望の明日へ向かうこと”が“列車に乗ること”になぞらえられています。

胸の高鳴りは、過去の失敗や後悔になんて影響されません。ただただ希望の未来へ向かうことを考えればいいのです。むしろそうした過去のもやもやは捨てる旅だとまで言っています。

そして、切符は“深く考えないこと”。人間、深く考えすぎるとどうしてもネガティブな方に思考が向かってしまいます。それならば深く考えないでとにかくこの列車に乗れ!

そんなメッセージをガツンと届けてくれる歌詞です。

 

悩んでたことなんて 今はとりあえず棚の上へ
要らないぜ 荷物なんて 何も持たないで飛び乗れ!
<出典>Prelude/Mr.Children 作詞:桜井和寿

“棚に上げる”という言葉は、あんまりいい意味では使われないことが多いですよね。でも、この歌詞では“棚に上げる”ことを全力で勧めています。

悩んでいたことも、あるいは自分の欠点さえも、棚に上げてしまってとにかく望む未来を目指す。そのくらいあっさりと図々しい生き方でいいのだと教えてくれます。

また、行動する前に、いろんな予備知識や経験などがないと動けないという人がいますが、ここではそんな荷物も何も要らないと言っています。

これは僕も同感です。何か成し遂げたいことがあるならまずは走り出すことが大事です。修正や改善は走りながらでもできます。いや、むしろ走りながらでないとできません。

 

Hey you その昔は英雄になれると勘違いしてた
テーブルでスタンバってたって何も運ばれちゃこないのに
<出典>Prelude/Mr.Children 作詞:桜井和寿

英雄は英雄になるべくして行動した人だけがなれます。テーブルに座っていれば誰かがお盆に乗せてあつらえてくれるわけではありません。

ここの歌詞でも、とにかく動け!走れ!というメッセージが訴えられています。

 

信じていれば夢は叶うだなんて口が裂けても言えない
だけど信じてなければ成し得ないことが
きっと何処かで僕らの訪れを待っている
<出典>Prelude/Mr.Children 作詞:桜井和寿

信じている“だけ”ではダメだということですね。そのために行動するというところまでしないと意味がないし、到底夢は叶わない。

だけど、行動するためにはまずは信じていること。これは絶対必要条件なのだということを教えてくれます。

 

良識やモラルなんて 今はとりあえず棚の上へ
要らないぜ 客観視なんて 息絶えるまで止まらないで!
<出典>Prelude/Mr.Children 作詞:桜井和寿

これ、わかっていても難しいんですよね。

僕たちは大抵、誰か他人や置かれた環境に縛られています。自分が本当に成し遂げたいことをするためには、その人たちの思想には反することをしなければならないときがあるのです。

例えば会社。本当は独立して大きな目標を達成したいという夢を持っていたとしたら、残業や飲み会は断ってそのための準備をする必要があります。そのときに、会社の人たちの目を気にせずに自分の主張を通せるか。

したたかに主張を通すためには、良識やモラル、客観視は捨てなければならないのです。これにはかなりの勇気が要ります。特に残業や休日出勤を断るのは勇気が要るんですよね。

 

憧れを連れ回して 今日もその列車は走ってる
汽笛を轟かせて 躯体を震わせて 光の射す方へ
<出典>Prelude/Mr.Children 作詞:桜井和寿

“今日も”というのがすごく大事なポイントだと僕は思います。

憧れや希望のステージに向かうチャンスという名の列車は、実は僕たちの目の前をいつでも走っているのではないでしょうか。

その汽笛に気づいて、思い切って飛び乗ることができるか。きっと、これが分かれ道なのです。

この歌詞を書いたのは、日本を代表するバンドのボーカルで、作曲者で、作詞家である人物です。そう考えると、この歌詞に含まれたメッセージにはこれ以上ない説得力があると感じてしまいます。

 

学びの一言

過去はもうどうでもいい。とにかく一歩を踏み出して、目指す未来へ向けて動け!

この曲の歌詞のあらゆる部分から、このメッセージが伝わってくる気がします。

そうして動き出したら、希望の未来が近づいてくるプレリュードがもう響き出すから。

そのワクワク感を感じたら、それに身を任せて進むだけ。夢というのは、案外それだけでずっと近づくのかもしません。

 

▼「重力と呼吸」までの“全曲”詩集。冒頭の桜井さんの作詞に対する熱い想いが超貴重です。

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