「終わりなき旅」の歌詞から学ぶ

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「終わりなき旅」の歌詞から学ぶ歌詞解釈

Mr.Children「終わりなき旅」の歌詞の意味と解釈を書いて行きます。

歌詞全体の解釈

まずはこの曲の歌詞全体の解釈から。

歌詞全文はこちらを参照(J-Lyric.net様)

 

まさに生き方をテーマにした歌詞。聞く人すべての人が共感できるような言葉が綴られている大ヒット曲です。

自分との対話をしながらの自分探し。そのなかで求めているものは、愛されたいという思い。そして自分を求めてくれる誰かの存在。

この自分探しの途中では、いろんな葛藤や世の中への猜疑心も抱えます。それでも、より大きな自分になるため前向きに進んでいく姿が描かれています。

歌詞を追うと主語が変わっていくのもこの曲の特徴です。“僕”から“君”へ、そして“僕ら”へと変化しています。

つまりこの歌詞は、架空の主人公の気持ちや境遇を歌っているだけでなく、僕たち現代人全体に向けたエールだと捉えることができます。

 

 

歌詞の深読み

ここからは歌詞を抜粋し、独自解釈の深読みをしていきます。

 

息を切らしてさ 駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ
ただ未来だけを見据えながら 放つ願い
カンナみたいにね 命を削ってさ 情熱を灯しては
また光と影を連れて 進むんだ
<出典>終わりなき旅/Mr.Children 作詞:桜井和寿

振り返らない、未来だけを見据えるというポジティブで強い言葉から始まります。

カンナで削った木くずで灯し続ける情熱という表現は、油断すると消えてしまいそうになるという側面も読み取れます。それが消えないように、命を削って生きてるという表現は秀逸です。

また、生きているうえでは必ず光と影があり、この2つはいつでもセットで存在しているという哲学も書かれています。

本当に歌い出しから名言で溢れている歌詞です。

 

大きな声で 声をからして 愛されたいと歌っているんだよ
「ガキじゃあるまいし」 自分に言い聞かすけど また答え探してしまう
<出典>終わりなき旅/Mr.Children 作詞:桜井和寿

「愛されたい」という願い。これはこの世に生まれたら誰もが持つ願いではないでしょうか

大きな声で「ほしいほしい」と言うのは、子どものようだとも思えるけど、それが本心なんだから仕方ありません。無理して隠してしまう方がよくないと思います。

誰かからの愛を受けるにはどこに進めばいいのか、その答えを探すことが人生であるということですね。

 

 

閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっときっとって 僕を動かしてる
いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
<出典>終わりなき旅/Mr.Children 作詞:桜井和寿

サビの歌詞です。

ドアの向こうに何があるかは、開けてみないとわかりません。そこに望む未来があるのか。探している愛があるのか。そんな期待があって僕たちは生き続けることができているのですね。

逆に、望まないことやつらいことが待ち構えている扉もあるでしょう。それでもめげずに次の扉をノックしていこうという考え方も示されています。

完全に僕の解釈ですが、どれかの扉の先に大きな自分がいるのではなく、たくさんの扉をたたき続ける過程で少しずつ自分が大きくなっていくのだと思います。

 

時代は混乱し続け その代償を探す
人はつじつまを合わす様に 型にはまってく
誰の真似もすんな 君は君でいい
生きる為のレシピなんてない ないさ
<出典>終わりなき旅/Mr.Children 作詞:桜井和寿

ここも名フレーズですよね。

混乱した世界はその時々である特定の人間を求めるようになります。そうすると僕たちはついその求められる人間の型に当てはまろうとしてしまいます。僕も就活のときとかまさにそうだったなと感じます。

しかし、そうではなく、自分の望む生き方を追求すべきだというメッセージが込められています。これを「生きる為のレシピなんてない」という表現をするところが素敵です。

 

胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように
いつも今日だって僕らは動いてる
嫌なことばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
<出典>終わりなき旅/Mr.Children 作詞:桜井和寿

最後の歌詞です。桜井さんの歌い方も盛り上がってくるところですよね。

歌い出しの歌詞にあったように、光と影はいつもセットです。迷いという影は、いつでもプラスの光に変わる可能性を持っています。迷いの捉え方を変える柔軟さや、迷いをバネにしたりする強かさを持っていたいものです。

そうすれば、嫌なことばかりではないということにも気づくことができ、扉を開け続けることができます。そのなかでどんどん大きく成長してきた自分に、いつか気づくときがくるのでしょう。

 

学びの一言

世の中のご機嫌を見て小さく生きるより、自分の望みを持ち続ける大きな生き方をしていこう。

明言や名フレーズだらけのこの歌詞を僕なりにまとめるとこうなります。

一度だけの人生です。周りに合わせて小さくまとまった人生を送るよりも、自分が望む生き方をしていけたらなと思いますよね。

ほしいものは「ほしい」といい、うまく行かないときもめげずに旅を続け扉を開け続ける。大変ではありますが、そうやって充実した生き方を僕もしていきたいと心から願っています。

 

▼「重力と呼吸」までの“全曲”詩集。冒頭の桜井さんの作詞に対する熱い想いが超貴重です。

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